土佐鶴酒造の紹介
土佐鶴のロゴ
土佐鶴は室戸岬を遠望できる高知県東部の安芸郡安田町にあり、酒造蔵のすぐ側を鮎おどる清流・安田川が流れています。
歴史と背景
土佐鶴は江戸時代の安永時代(1772年11月〜1781年3月)にまでさかのぼる長い歴史があります。戦国時代、廣松家は土佐(高知県)安田藩主の家臣でした。江戸時代に向けて、彼らは太平洋の荒れた海に十数隻の船で勇敢に立ち向かい、江戸(旧東京)まで行きました。 1773年、彼らは自分たちの田んぼで生産された米で酒を醸造し始めました。
その後、世代を重ねるごとに、醸造に対する家族の自信が高まりました。 1845年に彼らはついにこの貿易に特化することを決定し、有名な醸造所になるための道をしっかりと切り開き始めました。それ以来、時代の激流と多くの困難にもかかわらず、会社のモットー「何よりも品質-誇りに思う高品質の製品を作成する」は、今日まで一貫して受け継がれています。
土佐鶴のコンセプトは、「滑らかでキレがあり、後味爽快なニュー・タイプの吟醸酒」という商品のキャッチコピーを仕上げる過程で特に彩られています。
会社名の由来
遠い昔に戻ると、土佐県知事を務めた後、首都に帰る途中の紀貫之(平安時代の詩人)が青く舞う鶴の群れの光景に出くわした。水と松林、土佐への憧れに満ちた歌を作詞。土佐鶴は、この歌の縁起の良い鶴にちなんで名付けられました。
土佐鶴のお酒ができるまで
仕込水
仕込み水は、地元の安田川伏流水のほか、太平洋から採取する海洋深層水も使います。
海洋深層水以外は、安田町一帯をくまなく潤す水脈。つまりは魚梁瀬(やなせ)の森から下る伏流水です。おだやかな軽硬水ですが、酒質に応じて、本社と北大野に汲み上げられる7本ほどの井戸水を使い分けています。
安田川
酒米
酒米は、酒質にこだわるだけに山田錦が主流。地元米「吟の夢」「風鳴子(かぜなるこ)」なども早くから取り入れていますが、高知特有の暑い気候が影響し、安定した供給量が保てないそうです。それが解決すれば新たな酒質を期待できる好適米と、池田 総杜氏長は確信しています。
土佐鶴の酒米
土佐の自然の素晴らしさは永遠です。日本酒と夢を愛する土佐の人々。日本の土佐地方の精神は何千年もの間生き続けており、今日でも非常に生きています。土佐鶴は、平安時代のロマンスを(私たちの名前にインスピレーションを与えた歌の精神で)各ボトルに吹き込み、これが常に人々の心に届くことを願っています。