浅間酒造の紹介
浅間酒造の樽
浅間酒造株式会社の創業は明治五年。
日本海側から冷たく吹き込む厳寒地に位置する群馬県の酒蔵では最も西に蔵を構える造り酒屋です。
また、併設の観光ドライブイン「浅間酒造観光センター」は蔵出しの地酒・自家製菓子販売・お食事処と群馬の旅の駅として銘湯「草津温泉」の玄関口、長野原町で営んでおります。
醸造所の背景
醸造プロセス
土地の個性を生かした 唯一無二の酒
浅間酒造は、町の80%が山に囲まれた、緑豊かな長野原町に蔵を構えています。
標高約600メートルの高地で、山脈から流れる柔らかい水と、麹の旨味を引き出す乾いた環境を生かし、この土地だからこそ醸せる唯一無二のお酒を追求しています。
米
浅間酒造出使われる米
ワインメーカーがぶどうを栽培するのと同じように、地元の米から「本物の地酒」を育てたいと考えました。
そんな思いから、浅間醸造所は2011年から酒米の栽培を開始しました。「かいりょうしんこ」は、さまざまな品種から選ばれた酒米です。 5代目オーナーは、長野原の地に親しまれているこれらの稲穂の立ち姿に惚れ込みました。
浅間醸造所の「本物の地酒」を皆様にお届けするため、毎年植栽を増やしています。
日本一野菜に合うお酒
浅間酒造の酒
島国である日本において、数少ない内陸県のひとつ 群馬県・長野原町に位置する浅間酒造のお酒は 「日本一野菜に合うお酒」でありたいと願っています。
煮たり、焼いたり、蒸したり、漬けたり… さまざまな調理法とあらゆる調味料で いかようにでもアレンジできる野菜は 今や私たちの主食です。
そんないつもの野菜料理の旨味を引き立て クセのある素材のえぐみは丸くする。 それが、浅間酒造が目指すお酒です。
お酒単体では控えめかもしれません。 けれども、いつものお食事とともに楽しめる 何度飲んでも飽きない食中酒として 皆様の食卓に長く寄り添えるようなお酒を目指しています。
※2020年8月、浅間酒造の日本酒はヴィーガン認証を取得しました。 (国内=NPO法人ベジプロジェクトジャパン、海外=The VeganSociety)
お客様のお手元に届けるまでが 浅間酒造の酒造り
浅間酒造の酒づくりは、しぼって終わりではありません。
しぼった後も、酒造りに関わった者が責任をもって貯蔵・出荷管理を手がけることで初めておいしいお酒ができると考えています。
米づくりから仕込み、貯蔵、出荷管理、そしてお客様のお手元にお届けするまで、一貫して行うのが浅間酒造こだわりの酒づくりなのです。
浅間酒造
浅間酒造では、お酒をさらにおいしく召し上がっていただくために、それぞれのお酒が織りなす物語と、群馬の色や文化とともにお酒を楽しんでいただくことを提案しています。
代々受け継いできた酒造りの歴史、群馬の山の恵みである高原野菜、そして地元作家たちによる伝統文化が息づく酒器…
それらとともにお酒を楽しんでいただくことで、皆さまにさらなる感動をお届けしたいと思っています。