旭酒造の紹介
旭酒造酒蔵
旭酒造は酒造りが好きです。
ともすれば一時のワインがそうだったように、吟醸酒の世界も、通でなければわからないとか、理解しづらいもののように語られますが、絶対に違います。真に美味しい酒は、誰が飲んでも美味しいものです。
旭酒造酒は真に美味しい酒を目指しています。
酒造のある山口県
高品質の日本酒を作り、飲み手を大切にして、世界中のすべての人にDassaiを紹介するよう努めています。
獺祭命名の由来
旭酒造出有名な獺祭2割3分
旭酒造の所在地である獺越の地名の由来は「川上村に古い獺がいて、子供を化かして当村まで追越してきた」ので獺越と称するようになったといわれておりますが(出典;地下上申)、この地名から一字をとって銘柄を「獺祭」と命名しております。獺祭の言葉の意味は、獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。
獺祭から思い起こされるのは、明治の日本文学に革命を起こしたといわれる正岡子規が自らを獺祭書屋主人と号した事です。「酒造りは夢創り、拓こう日本酒新時代」をキャッチフレーズに伝統とか手造りという言葉に安住することなく、変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうとする酒名に「獺祭」と命名した由来はこんな思いからです。
獺祭ができるまで
酒造り
旭酒造が酒造りのために持っている技術は機械で代換できるかもしれません。
しかし彼らが要求する鮮度と品質を達成するためには天文学的な価格の機会が必要となります。技術としても最高と言われる技法をコストを度外視して使っているだけですから酒造技術者なら誰でも知っているのです。しかしこれを毎日の酒造りの現場でやり切るためには良い酒を作ろうとする意志と、このことの重要性を熟知したスタッフ無しではありえません。旭酒造には良い酒を造ろうという共通の目的のもと集まったスタッフがおり、彼らの心が「獺祭」を支えています。
精米前後の米
獺祭磨き二割三分の名前の所以たる23%という米の精米歩合はおそらく米の磨き歩合としては日本最高峰と考えられます。彼らは米の磨きが最高だから素晴らしいとは思ってはいません。この数字に満足するのではなくお酒の美味しさが日本最高であることを常に求めているのです。「獺祭って期待したほどじゃないね」この言葉が彼らの最も恐れる言葉です。華やかな上立ち香と、芳醇な味、濃密な含み香、全体を引き締める程よい酸、これらが渾然一体となりバランスの良さを見せながらのどにすべりおりていった後は爽やかな後口の切れを見せ、そこから長く続く余韻、そんなお酒でありたいと常に努力しています。